本館 13F
ガレット料理
ブレッツカフェ クレープリー
ガレットとシードルで
フランス気分を味わえる
フランス・ブルターニュ発祥のガレット(そば粉のクレープ)を、本場の味と雰囲気で楽しませてくれるのが、「ブレッツカフェ クレープリー」。そば粉100%の生地に、ハムや玉子などをのせて職人が焼き上げるガレットを、りんごのお酒「シードル」と一緒に楽しむのが現地のスタイルです。
HISTORY
ブレッツカフェ
クレープリーの歴史
日本で、本物のガレットや
ブルターニュの食文化を伝える
内装や調度品、メニュー表に至るまで、本場のクレープリーさながらの雰囲気が漂う「ブレッツカフェ クレープリー」。同店は、フランス・ブルターニュ出身のベルトラン・ラーシェ氏が手掛けるガレット専門店。フランス・ディナールのホテル学校を卒業し、来日後、東京のブラッスリーで働いていたラーシェ氏が、「ブルターニュ地方の食文化や、伝統料理のガレットを日本に紹介したい」と創業したのがはじまりです。1996年、「ル ブルターニュ 神楽坂店」をオープンしたのをきっかけに、フランス国内と日本でガレット専門店を展開し、ブルターニュの食文化を伝えています。新宿高島屋店は、フランス・カンカルに本店を構える「ブレッツカフェ」の姉妹店として、2007年にオープン。味づくりはもちろん内装に至るまで、現地の雰囲気を再現しています。
ガレット文化継承のために
職人の養成学校を設立
フランス北西部にあるブルターニュ地方では、カフェの数よりもクレープリー(クレープ専門店)が多いと言われ、そば粉の生地に玉子やハムを挟んだガレットが、日常的な食べ物として親しまれています。ラーシェ氏は、そうしたブルターニュの文化や伝統、そして職人の技術を継承していきたいという思いから、クレーピエ(クレープ職人)の国家資格も取得できる職人養成学校をブルターニュのサン=マロに設立。お店で働く料理人やクレーピエにもグレード検定制度を設け、本場の味を日本で紹介し続けています。
PROFESSIONAL
こだわり
そば粉100%の生地を
高温で香ばしく焼き上げる
「ブレッツカフェ クレープリー」では、主に食事系のクレープをそば粉の「ガレット」、デザート系のクレープを小麦粉の「クレープ」としてカテゴリー分けしています。ガレット生地の原材料はそば粉、水、塩のみ。その時期に合わせて数種類のそば粉をブレンドし、水と塩を合わせて2日ほど熟成させ、じっくり旨味を引き出しています。オーダーが入ったら、約250℃の鉄板に薄く生地を広げ、高温・短時間で焼くことで、中はもっちり、表面はさっくりと香ばしい食感に仕上がります。そばの収穫時期や、その日の湿度・温度によって微妙に生地の状態が異なるので、水の温度や量、焼き方などを調整し、毎日同じように焼き上げるのは、職人技の賜物です。
フランスと日本、
それぞれの食材を厳選
ブルターニュの食文化をそのまま日本に届けることを大事にしている同店では、使用する食材も強いこだわりを持って選んだものばかり。バター漬けのサーディンや、アーティチョーク、手仕事で作られるボルディエの有塩バターといったブルターニュならではの食材から、オリジナルで職人に作ってもらっているスモークなしのハムや、契約農家直送の新鮮な野菜、青森産りんごの蜂蜜といった日本の食材まで、良質で自然な素材を厳選しています。
CHEF
料理長紹介
ブルターニュの味と文化を伝えたい
クレーピエの一人、ロミュアルドさんは、フランス・ブルターニュ出身。地元でガレット専門店を経営していたこともあり、日本に来てからは表参道店や新宿店で本場の味を提供しています。日々の仕事ではとくに、その時々でガレットに適したそば粉を選んで使うことと、ガレットを焼く時の温度に気を配っていると言います。「ブレッツカフェ クレープリーは、ブルターニュ地方にいるような雰囲気でシードルを飲みながら、食事を楽しめるお店です。いい素材を選んでお客様に喜んでいただけるガレット・クレープを作れること、そして、ブルターニュ地方の文化を伝えられることを誇りに思っています」。
SHOP INFO店舗情報
ガレット料理 ブレッツカフェ クレープリー
2023年5月更新
料理の価格・内容は、上記更新日時点のものとなります。
※食物アレルギーがご心配なお客様は、スタッフにおたずねください。