「築地玉寿司」を訪れたらぜひ召し上がっていただきたいのが、「づけまぐろ」と、「ふんわり煮あなご」。リニューアルを機に新宿高島屋店で誕生した、職人のイチオシです。「づけまぐろ」のコンセプトはずばり、「トロよりうまい赤身がある」。マグロ節でとっただしに、吟味した醤油やみりんを加えた特製の漬けダレ、本マグロ特有の濃厚な旨みとねっとりとした舌ざわりを引き出します。一方、「ふんわり煮あなご」は、東京湾の活アナゴを店舗でさばき、弱火で20分かけて柔らかく炊き上げ、ふんわり、とろけるような食感に。提供前に再度煮汁にくぐらせて熱々の状態でお出しするのも玉寿司流です。

初めてのご来店の方に人気なのが、握りの「おきまり」のセット。コハダや赤貝、車エビなど江戸前のネタを盛り込んだ「築地特選握り」や、女性向けにボリュームを抑えた「小町にぎり」など、バラエティに富んだセットは終日お召し上がりいただけます。人気の「築地贅沢握り」は、大トロ、中トロ、づけまぐろと、雲丹、いくら、車エビなどを盛り込んだ計14貫。マグロの食べ比べを楽しんだり、2人でシェアしたり、楽しみ方も様々です。