名代とんかつ かつくら 京都三条 名物 かつくら膳

サクッとヒレかつ、ブルンと大海老。

圧倒的な主役２品がひと皿に。

店名を冠するココグル「かつくら膳」は、ヒレかつと大海老が同じ皿の上に鎮座する賑やかなご膳。衣のサクッ！と、箸を持つ手が震えるほどの海老の重量感にまず驚いて、絶妙の揚げ具合で引き出された瑞々しさとうま味の連鎖に頬が緩みます。
柔らかくて軽いのにうま味が詰まったヒレかつは、1切れを塩で食して肉自体の美味しさを確認した後、コク深いオリジナルソースか11種類のスパイスをブレンドした濃口ソースで。
一方、20cm超えの巨漢のみを使用する大海老はレモンをギュッと搾り、自家製のタルタルソースをたっぷり付けてハムッ！ブルンと返すダイナミックな歯応えと口いっぱいに迸る甘～いスープを余すことなく味わって。
合間合間で押し麦を2割混ぜる麦ご飯、少量の和がらしが味を引き締める味噌汁、しゃきしゃきキャベツをはさみ、京都の奥ゆかしいかつを心ゆくまで。ご飯とキャベツはお替り自由です。

注文後すぐ運ばれるソース用の胡麻を好みの加減までゴリゴリザリザリやる儀式を終えたら、次いでサーブされる麦ご飯をかつくら漬でフライング。ほどなく、待った分ますます美味しい主役たちを頬張る至福のひとときが訪れます。