「極み」の名をもつ特別な肉を、
焼くように炊く老舗のすき焼。
産地・銘柄には目もくれず、蕩けるような脂肪の柔らかさにこだわって厳選する人形町今半黒毛和牛のロース肉。なかでも、いつもの“特撰”におさまりきらず、仕入れを一手に任される本店購買部の目利きが「これは!」と目に留めたもののみ、京都から取り寄せる“今半”の焼印の入った手づくり麩や季節野菜とともに、「極撰すき焼」の皿を彩ることが許されます。
目にも鮮やかなサシを縦横無尽に張り巡らせる極みの肉が、鉄鍋で熱せられプクプクし始めた特製割下のうえに寝かされた途端、奥ゆかしくも芳醇な香りを立ちのぼらせます。
少しだけローズ色が残るあたりまで焼くように炊いたら鍋から引きあげ、軽く溶いた玉子にくぐらせて至福のひと口。トロッと濃厚な玉子の舌触りと味わい、鼻を抜ける甘く芳ばしい割下の香り。そしていよいよ力強い肉のうま味・甘みがイッキに広がって、スーッと溶けていくのです。
味も色も濃い京人参に聖護院蕪、島津家の家紋になぞらえ、“丸十” とも呼ばれるさつまいもが2月末まで、冬の季節野菜として極撰肉の脇を固めます。
(肉 / 野菜 / ご飯 / 汁物 / 香の物)
肉と野菜が揃ったら、肉を手前に置いて美しい霜降りがはっきり写るように押さえてください。背景の野菜は少しぼかすと雰囲気が出ますよ。
新宿高島屋タイムズスクエア|レストランズパーク 14F
ショップページを見る 人形町 今半
2019年1月10日更新
料理の価格・内容は、上記更新日時点のものとなります。