大きな土鍋がグツグツいいながら運ばれて、たなびく湯気にしのばせた海鮮の香りで気分を盛り上げます。
鍋肌をブクブク泡立たせる黄金色のスープにとっぷり浸かり、その幸せの湯気のなかから姿をあらわしたのは、フカヒレと真っ赤なズワイ蟹。海の幸の豪華な共演です。

さて、二人仲よくシェアして味わう「フカヒレとズワイ蟹の熱々土鍋あんかけご飯」は、天厨菜館といえばのフカヒレを気軽に楽しめるよう、温もりが欲しくなる冬の訪れに合わせてお目見えした新しいココグル。
丁寧な下処理の後、4時間煮込んで最大限にうま味を引き出した気仙沼産のフカヒレが、ツルッとした食感と喉越しを披露した後、独特の風味をジワーッと広げ、胃の腑まで沁み渡らせます。ご飯と、そしてズワイ蟹といっしょにフゥフゥしながら味わえば、あんかけのとろみもあって体のなかからポカポカに。
フカヒレのポテンシャルを際立たせる穏やかな味付けが、肉厚な椎茸のコクと白菜の甘み、たけのこのシャキシャキ食感に後押しされて、冬のはじめの心ごと、二人をほっこりゆったりやさしく温めてくれるのです。

フカヒレとズワイ蟹の熱々土鍋あんかけご飯…3,800円（小菜二種盛り付）