〝その日の一番〟が待つ店で、
特上赤身を赤ワインとともに。
14F 焼肉トラジ
触れればもっちりとした感触を返すであろう赤身肉がテーブルに運ばれて、肉ラヴァーズから声にならないどよめきが巻き起こる。
肉といえば、焼肉。日本全国から“その日一番いいもの”を仕入れる目利きトラジで、贅を極めた肉食の夕べを。
肉好きに向け「まずはこれ」と、菊池店長が指名したのは、一瞥するだけで上質さが窺える厚切りの「特ヒレ」(2,300円)。150gというが身が詰まっているからか、より大きく感じられる。しかも、“特”である。あの巨体から3kgほどしかとれない、そもそも希少なヒレの中で “別格”のお墨付きを得た肉だからこそ、脂の後押しは不要。むしろ、その強さにバリアされることなく肉本来の旨味が堪能できるという。
今宵はベリー系に香り立つメルロー種の赤ワイン
「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」(グラス 600円)で。強い果実味と程よいタンニンを感じる、芳醇でまろやかな一杯を相棒に、赤身の力強さと繊細さの二面性に酔いしれたい。焼き過ぎは禁物だ。レアで柔らかさと奥行きある味わいを楽しもう。
選ばれし肉との一期一会の出会いがくれる肉ラヴァーの口福を、心ゆくまで。
※単品メニューはサービス料別途10%








トラジ生マッコリをはじめ、マッコリは数種あり。また、ハイボールは竹鶴を使用する
[写真左] 名物“生”タン塩 1,400円8mm厚さのトラジ名物は、旨味成分が壊れないよう摂氏0度を保って輸送。しっかり熱した網にそっとのせ、強火で肉汁を封じ込めたらひっくり返して今しばし。ふちの焼き目が上がりの合図だ。たれもそこそこに、スパークリングワインで流し込むのが「呑む」的食し方。
[写真右] ブランド和牛 時価肉は日本全国から厳選仕入れ。店前にも今日食べられる肉の情報が開示してあり、何より入口を向いて設えられるガラス扉の冷蔵庫の中、縦横無尽にサシを走らせる塊肉が、産地を記した木札の隣りで横たわる。詳しくはスタッフまで。
※単品メニューはサービス料別途10%
焼肉トラジ
- 新宿高島屋タイムズスクエア|レストランズパーク 14F
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- 営業時間
- ランチ 11:00~15:00(L.O. 15:00)
ディナー 15:00~23:00(L.O. 22:00)
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- 電話番号
- 03-5361-1992
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